2011年05月15日

知事への要望その後、次の要望書の準備(5/15)

みなさま

福島大学の石田葉月と申します。


さて、4月30日に、福島県知事 佐藤雄平氏 宛にメールで要望書を送付致しましたが、知事側からは回答期限(5月13日)を過ぎても回答がありませんでした。ここにご報告申し上げます。


この要望では、低線量被曝の健康影響について、県は県民に偏った情報を与えないようにお願いしたものですが、聞き入れらせませんでした。


近々、再度、要望書を知事に送付しようと考えております。次の要望書においては、県民の健康を守るための具体的な要望ということに焦点を絞り、以下のことを知事にお願いするつもりです。


(1) 県民が日常生活を送るうえで、積算でどれくらいの外部被曝をしているのかをチェックできるような体制を整えてください(ポケット線量計の配布あるいは貸与)。

(2) 県民が日常生活を送るうえで、どれくらいの内部被曝をしているのかをチェックできるような体制を整えてください(ホールボディカウンタによる検診サービスの充実)。

(3) 県民が日常的に放射線を防護するためのガイドラインと、基本的な物品(マスクなど)を配布してください。

(4) 県民の年間被曝量は、公衆の線量限度である1mSvを上回らないようにすることが目標であることを明言してください(ICRPの勧告に従えば、年間20mSv基準は非常時に暫定的に許容されるレベルであり、長期的には1mSvを目指すべきである)。

(5) 県民の年間被曝量が1mSvを下回るようにするための県の具体的な計画を示してください。



・・・まだ荒削りですが、とりあえずはこんなところでしょうか。


みなさまからのご意見をお待ち申し上げております。



(by 石田)
posted by fukugenken at 12:13| 福島 ☀| Comment(12) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
福島大学の方が立ち上がり、県民の声を知事に要望してくださって、本当にうれしかったです。
私は、浜通りの川内村に住んでいました。現在は、三重県に子供を4人連れて避難生活をしています。
毎日、福島県の子供たちを心配しています。
福島県知事は、心配じゃないのでしょうか?
もう国に見放されているのなら、知事が独自の行動で福島県民を守って欲しい。県民のリーダーなのだから・・・。県民を守るためにどうか動いて欲しいと、遠い三重県から切に願っています。
Posted by はるか at 2011年05月16日 13:40
権威ある立場の方々の要望書提出、本当に心強く思います。ありがとうございます。
私も1個人として知事には要望をメールしましたが、その無力さは十分理解しています。
福島県内の教員の方が、ネット上で「防御のために窓を閉めて授業するには空調設備が整っていない」とおっしゃってました。
一番の要望は放射線の影響を受けやすい子供たちの県外避難、学童疎開ですが、すぐに無理ならせめて全学校・幼稚園の空調設備だけでも県として急いでいただきたいです。

知事へのメールで、知事は福島が好きですか?と問いかけました。
もちろん返事はありませんが、少しでも、福島を想う心があるのなら、国政の通達を受け入れられるはずはないですよね・・・。
Posted by かおり at 2011年05月16日 20:35
諦めず、頑張って下さいね。

県知事には、もはや、何の期待も出来ない気分ですが…

県民の健康は気にならなくとも、次の選挙のことは気になるでしょうから。

Posted by 福島のおばちゃん at 2011年05月18日 15:35
ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」

http://www.youtube.com/watch?v=L0sDYIyf6i8


これからの生活にとても役に立つブログがありました。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/fa2f1fe45f2d7bdcf973f70628601cec
ベラルーシでの生活について、日本人に日本語で読んでもらうためのブログです。とあります。ベラルーシ在住の日本女性のブログです。
生活スタイルのこと、食生活のこと。とても参考になります。

ここに素晴らしい記事がありました。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110516k0000m040097000c.html

国・環境省は専用の焼却炉を設置し、焼却処理する方針を明らかにした。という記事です。
ここでは瓦礫を対象にしていますが、瓦礫が焼却処理できるなら、植物の焼却も出来ます。
植物による除染の最大のネックは最終処分の方法と場所でした。
Posted by TREVOR311 at 2011年05月18日 17:56
知事への要望書。回答なかったようですね。県民の声に耳を傾けて頂けることを願います。


ひまわり咲かそうプロジェクト

須賀川市が下記のイベントを平成23年5月25日(水)午前10時行います!!

東日本大震災により、水稲の作付が困難な水田に、景観作物である「ひまわり」を植え、本市復興のシンボルとします。
このプロジェクトは、「ひまわり」を市の花としている神奈川県座間市等の支援のもとに行います。

http://gyousei1.city.sukagawa.fukushima.jp/cb/hpc/Article-6137.html
Posted by TREVOR311 at 2011年05月19日 01:04
はじめまして

失礼な内容ですが率直に書かせていただきます。

失礼ですが、この要望はどうして県知事宛なんでしょう?政府、国である文部科学省、経済産業省宛でも良いんじゃないでしょうか?
県レベルに聞いても答えが戻ってこないのは当たり前なんじゃないでしょうか。学識経験者間でも意見が分かれるのを前提にしながら、戻ってこないだろう内容を県に求めても、時間のムダ、だと思います。

国からの指示に対して県が「収束願う」ばかりで私も苛立ってはいるのですが、そこが限界だと見切りをつけています。市町村レベルの方がより動きがあってわかりやすいです。

ところで、プロジェクトの学識経験者の方々全員にお聞きしたいのは、原発による経済被害、環境被害に対して、各々の専門からの復興計画や提言のようなものは持ち合わせてないんでしょうか?原発災害、政策提言とされていても、県民にフィードバックされてくるものがまったく感じられません。

地元の大学、学識経験者として福島県民に、環境や経済経営支援策、地域振興など具体的で有益になるアドバイスを是非ともお願いします。それがない限りは福島県民の一人としては、このサイトはそこまでのサイトと冷めた目でみるしかありません。
Posted by 通りすがり at 2011年05月19日 22:11
こんにちは

衆議院科学技術特別委員会 2011.5.20

この中で、中部大学の武田邦彦先生が、福島県の除染について、具体的な提言をしております。

例えば、福島大学が中部大学の協力を仰いで、除染についての詳細な計画をたてることはできないのでしょうか。

県や国が実際に除染に動いてくれるかどうかは判りませんが、除染費用の見積もりのような、叩き台は早急に作っておくべきなのではないかと思います。
Posted by 二本松市在住 at 2011年05月21日 10:52
メンバーの方々の専門がわからずすいません。

是非、お名前のところに専門分野を書いていただけないでしょうか。
それぞれの方々から専門分野の専門家として、何らかのご意見など是非ともよろしくお願いします。

県民、市民としては、原発事故の影響も不安ですが、それ以外にたくさんの先行き不安があるんです。
Posted by 福島市在住 at 2011年05月21日 13:07
ポケット線量計の配布あるいは貸与はもちろんのこと、
一番不安である内部被ばくの積算量の測定ができるようにしていただきたいです。

これは小さな幼児は測定できないようですが、その子が成長した将来必ず必要になると思います。

チェルノブイリ事故の後、ロシアのバス(検診車)にホールボディカウンターを乗せて、巡回していたとのことです。
この機器が日本の車両に搭載出来ない道理はないと思います。行政は積極的に内部被ばく測定ができるように努めるべきです。
Posted by 福島市勤務 at 2011年05月23日 10:34
要望内容は評価しますが、今回の震災に限らず、TVで団体の長が要望書を渡すシーンをよく見ます。市民団体が文部科学省に訪問しているのにメール送信で要望書って。常識に欠けてる感じがしました。

普通は、県知事にアポイントをとって、不在であっても災害対策本部とかに訪問して手渡しするのが常識でしょう。大学の教員って特別扱いされるほど、福島の大学教員ってそんなに偉いんですか?
Posted by 県民A at 2011年05月23日 18:43
福島大学の石田葉月です。

みなさま、いろいろとご意見をくださいまして、ありがとうございます。

いろいろと不十分なところはございますが、こうしているあいだにも我々自身も被曝し続けていますので、とにかく出来るところから出来ることをやっていく所存です。今後とも、いろいろとご助言をお願い致します。

さて、行政側(とりあえずは県を考えています)に要求すべき内容がだいぶ固まってきましたので、近いうちに文章をまとめるつもりです。基本的には、教員有志で学長宛に提出した「意見と要望」(FGF HPの周知情報05をご覧ください)は、そのまま、行政に対する要望になると考えております。細かいところは変えますけども。

ところで、メンバーの専門について、少し述べさせて頂きます。我々のメンバーには、放射線医学の専門家はおりません。ですが、「専門家の言うことを鵜呑みにすることは危険である」という見解においては一致しております。専門家に丸投げが出来ない以上、我々も「勉強」しなくてはなりません。

また、メンバーは、それぞれに専門を持っており、それぞれの世界で学問をしております。たとえ放射線医学の専門外であっても、学問というものは、根底で通じるものがあるはずです。「統計的に有意でない=安全」としてよいのか、帰納的方法と演繹的方法のどちらがよいのか、様々な学説を前にしたときの科学的態度とはなにか、リスクを受ける人の公平性とはなにか、といった問題は、すべて、低線量被曝の問題に関係してきます。そのような問題は必ずしも放射線医学だけの専門分野ではありませんし、彼らに丸投げしてはいけないのです。

原発の安全神話が崩れたことからもおわかりのように、専門家に判断を丸投げしてはいけないのです。

お答えになっていると良いのですが。

それでは、失礼します。

Posted by 石田 at 2011年05月23日 19:55
二度目のコメント失礼します。
メンバーの方々が放射線関係のご専門でないことはネットのみですが調べさせていただきました。(法律関係の方はいらっしゃらないような)

放射線専門家だけに任せていたら本当に怖いです。違う見地の方々(人文社会系)がいらっしゃるからこそ社会のバランスが取れるのであって、このようなフォーラムは大事だと考えます。そういう意味も含めての「専門」と書かせていただきました。

素朴な疑問なのですが、福島市のような盆地、数値の高い里山を持つ地域(地形が斜面であったり、草むらや雑木林、山林)の除染はどのようにするのか本当に疑問です。
Posted by 福島市在住 at 2011年05月24日 19:25
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。