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・被曝量は、「外部被曝」+「内部被曝」である。
・自治体などが発表する環境放射線は「外部被曝」。
・呼吸や飲食物をつうじて放射線物質をとりこむのが「内部被曝」。
・内部被曝量の計算は簡単ではない。
・健康影響には、「(短期の)確定的影響」と「(長期の)確率的影響」がある。
・100ミリシーベルト未満の低い線量がもたらす確率的影響については、専門家のあいだでも意見が分かれている。
・「胎児や小児は、大人の3倍放射線の影響を受けやすいといわれている」(放射線医学総合研究所の神田玲子氏)
・被曝を減らすには4つのルートに気をつけるべき(原子力安全委員会専門委員の武田邦彦氏)。
@その地域の環境放射線
A呼吸
B飲料水
C食べ物
・具体的には、
@マスクをする
A砂遊びは避ける
B外出したら服の表面をはらい、玄関にかける
C窓は開けない
D床の水拭き
・ほかにも、放射線物質が水に溶ける性質を利用し、
@魚は頭や内臓を取り除いて食塩水に長時間浸す
A野菜は熱処理をして煮汁を捨てる
(放射線医学総合研究所内部ひばく評価室の元室長 白石久二雄氏)
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この記事は子育てする親を意識したものですが、大人でも同じように防護するに越したことはないと思います。
なお、被曝と健康に関する様々な見解についてはこちらにまとめてあります。
(by みかん)
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