2011年05月07日

気になるニュース(5月7日)【5.9.追記】

新聞報道等から、気になるニュースを3つほど、ピックアップします。

1)東電原発事故は、チェルノブイリを超えたのか?(自由報道協会<ザ・ニュース>)

5月6日の共同会見の場において、文部科学省が公表した「文部科学省及び米国エネルギー省航空機による航空機モニタリングの測定結果について」(←pdfファイルです)について、NHKの石川一洋氏がした質問・回答などが掲載されています。

航空機モニタリングの結果は、「今回の資料が正しければ、軽くチェルノブイリを超えていることになる」そうです。

モニタリングの結果、地表面から1mの空間線量率の分布状況を示した「線量測定マップ」及び土壌表層中の放射性物質の蓄積状況を示した「土壌濃度マップ」は、文部科学省からの公表物の別紙1〜4として添付されています。

他の地図との比較によって、今、住んでいる場所・仕事をしている場所・生活している場所などがどこなのか、各自確認が必要となるでしょう(風の影響なのか、なぜだか福島市内でも数値の高い所に住んでいる身としては、本当に他人事ではないです)。


2)福島3号機で原子炉温度の上昇続く(テレ朝ニュース)

福島第一原発1号機では、原子炉建屋の中の汚染された空気の浄化作業が続けられ、7日には建屋内で人が作業できるレベルまで放射性物質の濃度が下がったとの報道を聞き、やっと本格的な冷却のための準備に取り掛かれるようになったかと、少し安心しました。

その矢先に、3号機の原子炉温度の上昇との報道。確かに、原子力保安院の公表しているデータによれば、5月2日より温度上昇が続いています

3号機については、他の原子炉と異なり、MOX燃料が使用されていることなど、懸念材料が多いので、続報に注視したいです。

【参考:3号機原子炉温度(A:原子炉給水ノズル温度、B:圧力容器下部温度)】
plant3_tem.bmp
参考までに。(2011.5.8.追記)



3)校庭表土を下層の土と交換、あす放射線遮断実験(読売新聞)

文部科学省は、放射性物質に汚染された校庭の表土を、10メートル四方に区切り、最大20センチまで、掘り返して、放射性物質を含んだ表層の土と、下層の土とを入れ替える「実験」を、福島大学付属中学校・幼稚園(福島市)で、8日に実施すると公表しました。

先日、郡山市や伊達市が、独自の判断で校庭の土を掘り返し野積みされていましたが、文部科学省は、土の上下を入れ替えるそうです。

なお、汚染土の上に盛った土によって放射線を遮断する効果が確かめられれば、福島県内の学校の土壌改良に取り入れる方針とのこと。動くのが遅すぎた感があるものの、行動自体は賛成したいです。

ただ、1つ思うのは、報道の姿勢(もしくは文部科学省がこのように公表したのか?)として、「実験」という文言は、相応しくないのではないでしょうか。深読みなのだとは思いますが、福島県全体(ないし福島大学とその周辺組織?)を「実験体」として捉えているかのような印象をもってしまいました。


【ここから追記】土入れ替え 放射線量10分の1に(NHKニュース)
土の入れ替えにより、「地面近くの放射線量は、土を入れ替える前は1時間当たり2.1マイクロシーベルトだったのに対し、入れ替えたあとは0.2マイクロシーベルトと、およそ10分の1に下がった」そうです。福島県下の小中学校などの校庭の土も、入れ替えることになりそうですね。(2011.5.9.追記)



(by めろん)
posted by fukugenken at 23:50| 福島 ☁| Comment(1) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3号機の温度上昇、とても気になりますね・・・。最悪の場合が近づいたら、政府はちゃんと退避命令をだすのでしょうかね? あと、文科省には、とにかく一日でも早く、3.8マイクロ基準を撤回して欲しいです。
Posted by Orange at 2011年05月08日 02:20
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